2005年 12月 10日
オリエンタル・ビューティー |
本日0:00~、「SAYURI」のカウントダウン上映に行ってきた。
あえてリアルな日本ではなく、外国(西洋)から見た東洋・ジャパンを描きました、みたいな製作サイドのコメントをどこかで聞いてはいたけれど、確かに外国の映画やPVにでてくるジャパンであった。
■日本人も中国人も韓国人も、西洋人から見れば同じ「東洋人」。
いろんな情報源から西洋人の区別がなんとなくつくようになってきたとはいえ、アングロサクソン系もゲルマン系もスラブ系も、東洋人の目には同じ「西洋人」として映ることを考えると、同じに見られて然るべきだということと…
■ハリウッド映画のミッションとしては、誇張された映像インパクトをもって非日常・非現実の世界を提供すること
という2点を踏まえれば、西洋から見た「東洋の美」の象徴として、日本の芸者の世界が選ばれ、そこに西洋にも名の通った中国人女優をメインに起用したことで、ジャパンという東洋の一部が表現されたと解釈でき、「おしなべて良くできている」と評価していい。観客をエンターテインしているし、期待を裏切っていない。
ディテールや内面、絶妙な間、ニュアンス色などに美を見出す日本文化は絶対不可侵、と考える人には不満かもしれないケド。
あと…。
私情としては、東洋の宝・渡辺謙サマの存在がビミョウ。
いろんな役がこなせるかどうかも役者の評価指標になるのはわかるけど、なるべく大味な映画には…といったカンジ。
あえてリアルな日本ではなく、外国(西洋)から見た東洋・ジャパンを描きました、みたいな製作サイドのコメントをどこかで聞いてはいたけれど、確かに外国の映画やPVにでてくるジャパンであった。
■日本人も中国人も韓国人も、西洋人から見れば同じ「東洋人」。
いろんな情報源から西洋人の区別がなんとなくつくようになってきたとはいえ、アングロサクソン系もゲルマン系もスラブ系も、東洋人の目には同じ「西洋人」として映ることを考えると、同じに見られて然るべきだということと…
■ハリウッド映画のミッションとしては、誇張された映像インパクトをもって非日常・非現実の世界を提供すること
という2点を踏まえれば、西洋から見た「東洋の美」の象徴として、日本の芸者の世界が選ばれ、そこに西洋にも名の通った中国人女優をメインに起用したことで、ジャパンという東洋の一部が表現されたと解釈でき、「おしなべて良くできている」と評価していい。観客をエンターテインしているし、期待を裏切っていない。
ディテールや内面、絶妙な間、ニュアンス色などに美を見出す日本文化は絶対不可侵、と考える人には不満かもしれないケド。
あと…。
私情としては、東洋の宝・渡辺謙サマの存在がビミョウ。
いろんな役がこなせるかどうかも役者の評価指標になるのはわかるけど、なるべく大味な映画には…といったカンジ。
by francesfarmer
| 2005-12-10 19:21
| 非エリア種④映画