2005年 09月 12日
馬の力 |
選挙には負けちゃったけど、ウマは勝ったという美白モンの強運に敬意を表して、ウマの話をひとつ(意味不明)。
熊本の名物は、からしレンコンと馬刺しと加藤清正。そして、今ならギリギリ…ヒロシです…。
先日熊本へ行ったとき、途中で寄った物産館みたいなところで「馬油せっけん」なるものを買ってみた。分厚い固形が2ヶ入って100円。とっても安い。
馬の油って、馬から出る脂だよね。
…なんか想像したらコワイ。
そもそも【奔馬】を食べて脂まで絞る(?)なんて、お隣りながら恐ろしい県民。
(そーゆー宮崎県民だって、野生のイノシシ好いとるだろーがって反論されそ)
いや、それを言い出したら、人間生活のための犠牲を前提に生かされ、そして屠殺されていく家畜のすべてがかわいそうであり、すべての人間は恐ろしい生きものじゃないか!
(ジョージ・オーウェルの「動物農場」を、ふと思い出した。設定は全然ちがうけど)
また脱線しそうなので、ほのぼの「馬油せっけん」話にもどる。
これは、熊本県は菊水町の婦人会らしき「せっけんづくりグループ」の手作りせっけんで、“廃油”(もちろん馬の)を煮込んで作っているそうだ。なので、まあ安くて然るべきというカンジなのだろうか。
本来ならば廃棄物、役に立たない厄介モノに意外な成分が含まれていて、それらが使ってある“敗者復活的商品”にシンパシーを感じる。そして結構メがなかったりする。火山灰シラスコスメにはまったこともあったなぁ…(すでに過去形)。
なので、「廃油を煮込んで…」というこの代物にワタシが惹かれないわけがないのだ。
どこにもなんにも書いてはいなかったのだけれど、当然“洗顔用”と思い込んでレジまでいそいそと持っていったワタシ。
「これ、どんなカンンジの洗い上がりなんですかね?」
ナニゲにレジのおばちゃんに尋ねてみた。
「アブラヨゴレは、よーおちるよー。ズックなんか洗うのに使うヒトもおるわ」
…おばちゃん、そのアブラって、油料理の油ですか?ズックも洗っちゃうんですか?
「みんなウチでフツーの洗いもんに使っとるよー」
…そうなんだ。じゃ、じゃぁワタシも“洗いもん”に使うしかないのかと思いつつ、一応聞いてみた。
「これ、カオとか洗ってもダイジョーブなんですか?」
「手洗いに使うヒトもおるねぇ。ニオイが気にならんかったらいいよ、使って、カオ洗いにも」
そうかぁ。主に生活ヨゴレの洗いもんに使う固形せっけんね。
リョーカイ。
けど、あんなにツヤッツヤで引き締まったお馬さんからできたせっけんだもの。
きっと、人間の肌にもいいに決まってる。おばちゃんも「そんなヒトもおる」と言っていたし…。
困ったときには「おしえて!インターネット」
で、「馬油」で検索すると、いろいろでてきた。。立派に「化粧品化」されているらしい。
そう言えば、学生のころ一時期「馬の油配合のシャンプーで髪、ツヤツヤ!」みたいなシャンプーが流行ったことがあった。そうなんだ~。やっぱ「馬油」ってスゲーんじゃん。
安心したところで、さっそく使ってみております。「馬油せっけん」。
確かにちーっとばかりニオイはあるけど(廃油だし…)、さほど気にはならない(廃油だけど…)。
泡立ちはとってもクリーミィで、最初はカオだけだったのを今では全身洗いに使っている。
アブラヨゴレだって、ズックのヨゴレだってスッキリ落とすんだろ?キレイにならんワケないだろーが…そう信じて使い続けますヨ。
分厚い固形2ヶ入り100円せっけんでキレイになったら、まじスゲーんじゃない?
熊本の名物は、からしレンコンと馬刺しと加藤清正。そして、今ならギリギリ…ヒロシです…。
先日熊本へ行ったとき、途中で寄った物産館みたいなところで「馬油せっけん」なるものを買ってみた。分厚い固形が2ヶ入って100円。とっても安い。
馬の油って、馬から出る脂だよね。
…なんか想像したらコワイ。
そもそも【奔馬】を食べて脂まで絞る(?)なんて、お隣りながら恐ろしい県民。
(そーゆー宮崎県民だって、野生のイノシシ好いとるだろーがって反論されそ)
いや、それを言い出したら、人間生活のための犠牲を前提に生かされ、そして屠殺されていく家畜のすべてがかわいそうであり、すべての人間は恐ろしい生きものじゃないか!
(ジョージ・オーウェルの「動物農場」を、ふと思い出した。設定は全然ちがうけど)
また脱線しそうなので、ほのぼの「馬油せっけん」話にもどる。
これは、熊本県は菊水町の婦人会らしき「せっけんづくりグループ」の手作りせっけんで、“廃油”(もちろん馬の)を煮込んで作っているそうだ。なので、まあ安くて然るべきというカンジなのだろうか。
本来ならば廃棄物、役に立たない厄介モノに意外な成分が含まれていて、それらが使ってある“敗者復活的商品”にシンパシーを感じる。そして結構メがなかったりする。火山灰シラスコスメにはまったこともあったなぁ…(すでに過去形)。
なので、「廃油を煮込んで…」というこの代物にワタシが惹かれないわけがないのだ。
どこにもなんにも書いてはいなかったのだけれど、当然“洗顔用”と思い込んでレジまでいそいそと持っていったワタシ。
「これ、どんなカンンジの洗い上がりなんですかね?」
ナニゲにレジのおばちゃんに尋ねてみた。
「アブラヨゴレは、よーおちるよー。ズックなんか洗うのに使うヒトもおるわ」
…おばちゃん、そのアブラって、油料理の油ですか?ズックも洗っちゃうんですか?
「みんなウチでフツーの洗いもんに使っとるよー」
…そうなんだ。じゃ、じゃぁワタシも“洗いもん”に使うしかないのかと思いつつ、一応聞いてみた。
「これ、カオとか洗ってもダイジョーブなんですか?」
「手洗いに使うヒトもおるねぇ。ニオイが気にならんかったらいいよ、使って、カオ洗いにも」
そうかぁ。主に生活ヨゴレの洗いもんに使う固形せっけんね。
リョーカイ。
けど、あんなにツヤッツヤで引き締まったお馬さんからできたせっけんだもの。
きっと、人間の肌にもいいに決まってる。おばちゃんも「そんなヒトもおる」と言っていたし…。
困ったときには「おしえて!インターネット」
で、「馬油」で検索すると、いろいろでてきた。。立派に「化粧品化」されているらしい。
そう言えば、学生のころ一時期「馬の油配合のシャンプーで髪、ツヤツヤ!」みたいなシャンプーが流行ったことがあった。そうなんだ~。やっぱ「馬油」ってスゲーんじゃん。
安心したところで、さっそく使ってみております。「馬油せっけん」。
確かにちーっとばかりニオイはあるけど(廃油だし…)、さほど気にはならない(廃油だけど…)。
泡立ちはとってもクリーミィで、最初はカオだけだったのを今では全身洗いに使っている。
アブラヨゴレだって、ズックのヨゴレだってスッキリ落とすんだろ?キレイにならんワケないだろーが…そう信じて使い続けますヨ。
分厚い固形2ヶ入り100円せっけんでキレイになったら、まじスゲーんじゃない?
by francesfarmer
| 2005-09-12 23:35