2008年 10月 19日
無題扱い |
今日、「エチカの鏡」 という美談集のような番組で、字が
書けないことを隠して結婚した夫と、その事実を寛容に
受け止めた妻の話がありました。
「字が書けなくても、お父さんは立派に仕事をしている」
と子どもたちにさらりと言って聞かせる妻のくだりに、特に
ぐっときました。
こういう話を聞くと、結婚や子育てってどんな仕事よりも
重責だろうに、みんなよく決断できるよねぇと思っている
ワタシでも、その意義深さを感じます。
学歴とか年収とかステイタスとか、正直どうでもいいと思って
いるところに、今日、仕事の一環で話をした方から 「学歴は
これくらいで年収はこれくらいじゃないとダメですよね?」 と
上滑りなことばかりをまくし立てられ、結婚に対してますます
懐疑の念が深まっていただけに、テレビ番組とは言え絶妙の
タイミングでいい話が聞けてヨカッタです。
特に結婚や就職などの局面において、学歴や年収などの定量
指標は確かに分かりやすいかも知れませんが、≒その人の
価値ではありませんからね。そもそもそんな指標が優先される
こと自体、あるいは優先する人たち自体に興味ないけど・・・。
結局、数値では表現できないセンスだったり、性質だったりが
大事なんだと改めて思った次第です。
あんまり関係ないけど。
「Just Enough Education To Perform」 というタトゥを入れている
らしいマンチェスター・ユナイテッドのルーニーを思い出しました。
これもあるイミいい話。
by francesfarmer
| 2008-10-19 23:57